6月17日付の外食日報は

●この夏は「スパイシー」が熱い

外食大手の今夏向けメニュー企画で存在感を放っているのが、ピリリと刺激的な「スパイシー」の切り口だ。近年は「激辛」に加えて「シビレ」と辛味のアプローチが多様化をみせるなか、カレー業界での「スパイスカレー」人気も呼び水に、深みのある辛さの「スパイシー」が第3の存在に台頭している。

●3月期決算② 増収減益は全体の1割

株式を公開している外食関連企業の19年3月期決算(53社のうち国際会計基準採用の2社を除く51社が対象)をみると、経常利益ベースで増収減益だったのは6社となり、全体の11.8%だった。当初は増収増益を予想していたが未達となった企業が多い。消費者の根強い節約志向や台風などの天災が響き、売上を伸ばしにくい状況があった。また、依然として人手不足が業界全体の課題となっており、採用費をはじめとした費用拡大などを招いて利益を圧迫した。

●サザビーリーグ 今夏も「カルピス」とコラボ

サザビーリーグは、27日からカフェ「アフタヌーンティー・ティールーム」で、アサヒ飲料の乳酸菌飲料ブランド「カルピス」とのコラボレーションによる新作ドリンクを発売する。「カルピス」が今年で100周年を迎えるなか、両ブランドの特色を活かして差別化した3品をそろえ、8月28日までの夏季限定で提案する。