12月20日付の外食日報は

●柿安本店はレストラン事業で増益路線回帰へ

柿安本店は本格復活を目指すレストラン事業で今期(24年4月期)以降の増益路線回帰を図る。外食需要の回復下で改めて高級路線が評価され、店舗展開のスリム化など収益体質強化策の成果も表れてきた。赤塚保正社長は「黒字はもちろん利益率は4、5%にはもっていきたい」とした。

●「大阪王将」が55周年企画スタート

イートアンドホールディングス傘下の大阪王将は20日から、餃子がメインの中華チェーン「大阪王将」で55周年企画をスタートする。同企画の第1弾として、ごはんよりも肉(チャーシュー)を多く使用した〈ニンニク肉肉肉チャーハン〉(スープ付きの普通盛り単品で1280円、以下含め価格はすべて税込)を全国の「大阪王将」で発売し、24年1月21日までの予定で期間限定販売する。

●物語コーポが「濃厚中華そば 餃子 丸福」で2号店

テーブルオーダー型焼肉食べ放題店「焼肉きんぐ」などを展開する物語コーポレーションが、ラーメン部門の新業態として育成中の「濃厚中華そば 餃子 丸福」で、このほど2号店を愛知県岡崎市にオープンした。本格的な多店舗展開へ引き続き検証を続ける方針だ。